このキックは、ジークンドーにおいては、ほとんど使われることはありません。

なぜなら、リアクロスと同様に、蹴るためには体を正面に向けなくてはいけなくなるからです。

キックをするために、右足を右方向へ開きます。

リアクロスの場合と同じように、約30度の角度で右足を外側に傾けてスタンスを開きます。

右足を開いた後は、左足を体の近くに保ち、膝を上げて、リードのストレートスラストと同じようにまっすぐ突き出します。

当てる部位もつま先、かかと、母指球、足の裏全体など、同様です。

状況にもよりますが、リアストレートスラストは、前足と同じくらい速く蹴ることができます。

ターゲットから離れていても、このキックは、バーストで前足を踏み出す必要がありません。

ただ、右足を開いて蹴るだけです。

リードのストレートスラストと同じように、リアのスラストキックは、特に回し蹴りに対するカウンターに最適です。

タイミングをうまく合わせれば、リードと同じくらい速くなる可能性があります。

 

 

 

このキックをするために、前足が前進する必要がないことに気を付けて下さい。